業種別トレンド

製造業の倒産動向【月次推移・直近12ヶ月】

原材料高、エネルギー価格、為替変動の影響を受けやすい。製造業の倒産は資金繰り悪化が直接の引き金になりやすい。

12ヶ月累計
420
月平均
105件/月
最新月(20262月)
92
業界構成比 10.8%
最多月
202510
124

月次推移グラフ

製造業の倒産件数。最新月を右端、最古を左端に並べた12ヶ月推移。

93
124
111
92
5
10
12
2

※ 当業種が当月のTOP3業種に含まれている月のみ集計。TSR月次発表に準拠。

月別の件数と業界構成比

対象月製造業件数業界構成比全体件数詳細
20263924月次詳細 →
2026292件10.8%851月次詳細 →
20261887月次詳細 →
202512111件11.9%928月次詳細 →
202511778月次詳細 →
202510124件12.9%965月次詳細 →
20259873月次詳細 →
20258805月次詳細 →
20257961月次詳細 →
20256848月次詳細 →
2025593件10.9%857月次詳細 →
20254828月次詳細 →

※ 「—」はTSRの月次発表で当業種がTOP3に含まれなかった月。実際の倒産が0件という意味ではありません。

製造業の倒産が起きやすい構造的要因

  • 原材料・エネルギー価格高騰 — 製造コストが直接利益を圧迫。価格転嫁交渉に時間を要する。
  • 為替変動の影響 — 円安は輸入原料コストを押し上げ、輸出企業以外には逆風。
  • 設備投資負担 — 老朽化更新やDX対応が必要だが、借入余力が限られる。
  • 取引先集中リスク — 大手数社への依存度が高く、発注減や取引解消が即時の経営危機につながる。

最新月(20262月)の注目ポイント

  • 12月の倒産件数は851件、前年同月比+11.3%
  • 22月としては2013年以来13年ぶりに800件を突破、経営環境悪化が顕著
  • 3人手不足関連倒産は47件(前年同月19件の約2.4倍)— 人件費高騰21件、求人難20件
  • 4負債1億円未満が77.3%を占め、小零細企業の倒産が主体
  • 5破産形態が91.7%(781件)と再建型より清算型が支配的

製造業向けの資金繰り対策

製造業は構造的に売掛金の入金待ちが長く、黒字倒産のリスクが高い業種です。 請求書を即現金化できるファクタリングは、支払サイトのギャップを埋める有効な手段です。

他業種の倒産動向

データ出典

本ページのデータは東京商工リサーチ(TSR)の月次「全国企業倒産状況」公表値を転記したものです。 業界構成比は当月のTSR発表ランキングにおける本業種の構成比を示しています。