ファクタリング契約書で確認すべき10項目
結論:契約書の確認を怠ると、予想外の費用や義務が発生するリスクがあります。署名前に必ず以下の10項目を確認しましょう
| # | 確認項目 | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | 契約の種類 | 「債権売買契約」であること(金銭消費貸借ではない) |
| 2 | 手数料の計算方法 | 率だけでなく、計算の基準額を確認 |
| 3 | 買戻し義務 | 「なし」であることが重要(償還請求権なし=ノンリコース) |
| 4 | 債権譲渡登記 | 登記の有無と費用負担を確認 |
| 5 | 支払い方法 | 売掛金回収後の送金方法・期限 |
| 6 | 違約金・遅延損害金 | 不当に高額でないか |
| 7 | 担保・保証人 | 不要であることを確認 |
| 8 | 契約期間・解除条件 | 自動更新の有無、中途解約の条件 |
| 9 | 秘密保持条項 | 取引先への通知範囲 |
| 10 | 紛争解決条項 | 管轄裁判所の確認 |
特に重要な3項目
1. 買戻し義務(償還請求権)
| 正常なファクタリング | 危険なファクタリング |
|---|---|
| 買戻し義務なし | 買戻し義務あり |
| 売掛先が払わなくても利用者に請求なし | 売掛先が払わない場合、利用者が返済 |
| ノンリコース | リコース(実質貸付の可能性) |
2. 手数料の内訳
| 確認事項 | 詳細 |
|---|---|
| 手数料率 | ○%と明記されているか |
| 事務手数料 | 別途かかるか |
| 登記費用 | 誰が負担するか |
| 振込手数料 | 差し引かれるか |
| その他費用 | 隠れた費用がないか |
3. 債権譲渡登記
- •登記あり:費用約7〜9万円が別途発生
- •登記なし:費用は不要だが、ファクタリング会社のリスクが上がるため手数料がやや高くなる場合も
危険な契約書の特徴
| 危険サイン | 対処法 |
|---|---|
| 買戻し義務がある | 契約しない |
| 手数料が30%以上 | 他社と比較する |
| 担保・保証人を要求 | 契約しない |
| 契約書の交付を拒否 | 契約しない |
| 不明確な費用項目がある | 全て明確になるまで質問する |
契約書は必ず署名前に全て読み、不明な点は質問しましょう。急かされても焦らないことが重要です。
