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ファクタリングの審査基準とは?通る会社・落ちる会社の違い【2026年】

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読了約10
執筆
ファクタリングDB編集部
専門家監修
佐藤 真理
審査基準審査通過率
記事サマリー検証済み

ファクタリング会社は何を基準に審査するのか?売掛先の信用力・取引実績・必要書類の整合性など、審査で見られる5つのポイントを解説。会社別の審査難易度一覧表付き。

監修: 佐藤 真理MBA(経営学修士)・28年経験

審査通過の結論:30秒でわかる要点

結論:売掛先の信用力 × 書類の完備 = 審査通過
重要度審査ポイント対策
★★★★★売掛先の信用力大手・上場企業・官公庁を優先
★★★★☆取引の実在性契約書・請求書・入金履歴を準備
★★★☆☆御社の信用力正直に申告、書類を整備
★★★☆☆書類の完備チェックリストで漏れなく準備

💡 ポイント:銀行融資と違い、御社が赤字・税金滞納でも通過する可能性あり(売掛先次第)


ファクタリング審査 vs 銀行融資審査

比較項目ファクタリング銀行融資
最重視される点売掛先の信用力御社の信用力
審査期間最短30分〜数日2週間〜2ヶ月
赤字決算⭕ 可能性あり❌ 難しい
税金滞納⭕ 可能性あり❌ 難しい
創業1年未満⭕ 可能性あり❌ 難しい
担保・保証人不要必要な場合あり

💡 なぜ?:ファクタリングは「売掛金の売却」なので、売掛先が支払えるかが最重要


審査で見られる4つのポイント【重要度付き】

1. ★★★★★ 売掛先の信用力(最重要)

売掛先のタイプ審査通過率手数料傾向
上場企業✅ 非常に高い低い
官公庁(国・自治体)✅ 非常に高い低い
大手非上場企業✅ 高いやや低い
中堅企業(業歴長い)⭕ 普通標準
中小企業△ やや低いやや高い
新設法人(1〜2年)❌ 低い高い or 拒否
審査に通りやすくするには
  • ✅ 可能なら大手・上場企業への売掛金を選ぶ
  • ✅ 売掛先の会社概要・業績情報を添付
  • ✅ 過去の入金実績を提示

2. ★★★★☆ 売掛金の内容

チェック項目審査への影響
支払期日が明確⭕ 通りやすい
金額が適正⭕ 通りやすい
契約書・発注書あり⭕ 通りやすい
口頭発注のみ❌ 落ちやすい
金額が不自然に大きい❌ 落ちやすい

3. ★★★☆☆ 御社(申込企業)の信用力

御社の状況審査への影響対策
黒字決算⭕ プラス決算書提出
赤字決算△ 影響小売掛先の信用力でカバー
税金滞納△ 影響あり正直に申告、分納証明
創業1年未満△ 影響あり売掛先が大手ならOK
過去のトラブル❌ マイナス他社を検討

4. ★★★☆☆ 書類の完備度

【審査官の視点】

書類が揃っている

→ 信頼できる会社だ

→ 取引も実在している

→ 審査通過 ✅

書類に不備がある

→ 怪しい...

→ 架空請求の可能性?

→ 追加確認 or 審査落ち ❌


審査に落ちる5つの原因と対策

原因1:❌ 売掛先の信用力不足

落ちるケース対策
売掛先が新設法人別の売掛金で申請
売掛先が業績不振大手への売掛金を優先
売掛先の情報が不明帝国データバンク等の情報を添付

原因2:❌ 二重譲渡の疑い

落ちるケース対策
同じ売掛金を複数社に申請絶対にNG、正直に申告
他社での利用を隠すバレる可能性大、正直に申告
債権譲渡登記がある解除してから申請

⚠️ 重要:二重譲渡は詐欺罪に問われる可能性があります。絶対に行わないでください。

原因3:❌ 架空請求の疑い

疑われるケース対策
請求書と契約書の金額が不一致書類を整合させる
取引実態が確認できない過去の入金履歴を提出
金額が急に大きくなった理由を説明できる資料を準備

原因4:❌ 御社の信用問題

落ちるケース対策
税金の長期滞納分納計画・納税証明を準備
過去のファクタリングトラブル他社を検討(ブラックリスト共有されていない会社)
事業実態が不明事業内容がわかる資料を追加

原因5:❌ 書類の不備

落ちるケース対策
請求書の形式が不適切正式な請求書を発行し直す
必要書類が揃っていないチェックリストで確認
情報に矛盾がある事前に整合性をチェック

審査に通るコツ7選【実践編】

コツ1:✅ 売掛先は信用力の高い会社を選ぶ

【優先度ランキング】

1位:官公庁(国・自治体) → 確実に通る

2位:上場企業 → ほぼ確実

3位:大手非上場(有名企業) → 通りやすい

4位:中堅企業(業歴10年以上) → 普通

5位:中小企業 → 売掛先情報を補足すれば可能性あり

コツ2:✅ 請求書は正式なものを用意

必須項目
自社名・住所・電話番号株式会社〇〇 東京都...
売掛先の正式名称株式会社△△ 御中
請求金額(税込)1,100,000円
支払期日2026年2月28日
請求内容〇〇工事 一式
請求書番号INV-2026-001
発行日2026年1月15日

💡 ポイント:社印(角印)を押印すると信頼度UP

コツ3:✅ 契約書・発注書を準備

書類役割
基本契約書継続取引の証明
個別契約書・発注書今回の取引の証明
納品書・検収書業務完了の証明

コツ4:✅ 取引実績を示す

【過去の入金履歴の見せ方】

通帳コピー(3ヶ月分)で以下を示す:

✅ 売掛先からの入金実績

✅ 入金の規則性(毎月末など)

✅ 金額の一貫性

→ 「この取引先は確実に払う」と証明できる

コツ5:✅ 正直に情報を伝える

隠したくなる情報正直に伝えるべき理由
税金滞納バレる可能性大、隠すと信用失う
他社利用中二重譲渡を疑われないため
過去の審査落ち理由を説明すれば別会社で通る可能性

コツ6:✅ 複数社に申し込む

申込パターン通過確率
1社のみ低〜中
3社同時高(条件比較も可能)
5社以上最高(ただし管理が大変)

💡 おすすめ:3社程度に同時申込がベスト

コツ7:✅ 審査に強い会社を選ぶ

会社の特徴審査の傾向
審査通過率を公開柔軟な審査
「赤字OK」「個人事業主OK」表記審査ハードル低め
オンライン完結AI審査で柔軟な場合も
担当者と面談必須しっかり審査(通れば好条件)

会社別:審査の通りやすさ比較

会社名審査通過率特徴おすすめ度
アクセルファクター93%最も柔軟、建設業に強い★★★★★
ベストファクター非公開新規法人OK、親身対応★★★★☆
ラボル非公開与信審査なし、個人OK★★★★☆
PayToday非公開AI審査、個人事業主特化★★★★☆
OLTA非公開低手数料、審査やや厳しめ★★★☆☆
ビートレーディング非公開大手、高額対応、審査普通★★★☆☆

状況別おすすめ会社

あなたの状況おすすめ会社
審査が不安アクセルファクター
赤字決算アクセルファクター、ラボル
税金滞納ありアクセルファクター、ベストファクター
個人事業主ラボル、PayToday
創業1年未満ベストファクター、ラボル
手数料重視OLTA、PayToday

書類準備チェックリスト

必須書類

#書類入手先チェック
1請求書自社発行
2本人確認書類(免許証等)本人
3通帳コピー(3ヶ月分)銀行
4決算書(2期分)税理士 or 自社

あると有利な書類

#書類効果チェック
5契約書・発注書取引実態の証明
6過去の入金履歴支払い実績の証明
7売掛先の会社情報信用力アピール
8納品書・検収書業務完了の証明

よくある質問(FAQ)

Q. 1社に落ちたら他社でも落ちますか?

A. いいえ。 会社によって審査基準は異なります。A社で落ちてもB社で通るケースは多いです。3社以上に申し込むことをおすすめします。

Q. 審査落ちの理由は教えてもらえますか?

A. 会社によります。 明確に教えてくれる会社と、教えてくれない会社があります。担当者に理由を聞いて、次の申込に活かしましょう。

Q. ブラックリストはありますか?

A. 業界共有のリストはありません。 ただし、同じ会社で過去にトラブルがあった場合は記録が残っています。別の会社なら影響しません。

Q. 審査時間を短くする方法はありますか?

A. 書類を完璧に揃えることが最も効果的です。不備があると確認で時間がかかります。

Q. 審査に落ちても再申請できますか?

A. 可能です。 落ちた原因を改善(売掛先を変える、書類を追加等)すれば、同じ会社でも再申請できます。

まとめ:審査通過のアクションリスト

#アクション効果
1売掛先は大手・上場を優先通過率UP
2書類は完璧に揃える審査スピードUP
3正直に情報を伝える信頼UP
43社以上に申込む通過確率UP・条件比較
5審査に強い会社を選ぶ落ちにくい
次のステップ
  • 🔍 [ファクタリング会社比較](/factoring)で審査通過率をチェック
  • 📊 [手数料シミュレーター](/tools/fee-calculator)で概算を確認
  • 📚 [手数料ガイド](/articles/factoring-fee-guide)で相場を把握
ファクトチェック済最終確認: 2026年1月19日
更新:
最終更新:
佐藤 真理
この記事の監修者E-E-A-T

佐藤 真理

経営コンサルタント

MBA(経営学修士)認定経営革新等支援機関元金融機関審査部長
金融機関20年、コンサルタント8年

地方銀行の審査部長を経て独立。融資審査の経験を活かし、中小企業の資金調達戦略立案を支援。ファクタリング会社の審査基準にも精通し、審査通過のポイントをアドバイス。

専門分野:
資金調達戦略審査対策経営改善

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ファクタリングDB編集部
編集部

ファクタリング会社を徹底比較し、中小企業・個人事業主の資金調達を支援するメディアです。専門家監修のもと、正確で実用的な情報をお届けします。

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A. ファクタリングとは、企業が保有する売掛金(請求書)をファクタリング会社に売却し、支払期日より前に資金化するサービスです。銀行融資とは異なり「借入」ではなく「売却」なので、負債として計上されません。
A. 2社間ファクタリングは10〜20%、3社間ファクタリングは1〜9%が相場です。売掛先の信用力、利用金額、支払いサイトによって変動します。複数社から見積もりを取ることで、手数料を抑えることができます。
A. 売掛先が大手企業や官公庁の場合は審査に通りやすくなります。また、請求書・契約書・通帳コピーなどの書類を揃えること、正直に情報を伝えることが重要です。1社に落ちても他社で通るケースがあるため、複数社に申し込むことをおすすめします。
A. はい、可能性があります。ファクタリングは売掛先の信用力が重視されるため、御社が赤字決算や税金滞納があっても、売掛先が大手企業や官公庁であれば審査に通る可能性があります。
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