1背景
自動車部品の下請け製造をしています。コロナ禍で受注が激減し、3期連続の赤字に。ようやく受注が回復してきたものの、材料費の高騰で運転資金が足りない。大口の発注に対応できないという最悪の状況でした。
2苦労したこと
メインバンクに相談しましたが「3期連続赤字では保証協会も通らない」と。工場を担保に入れる話も出ましたが、それは最後の手段にしたかった。
3転機
商工会議所の経営相談で「売掛債権を活用したファクタリングという方法がある」と教えてもらいました。最初は「借金を増やすのか」と誤解していましたが、借入ではなく売掛金の売却だと知って興味を持ちました。
4結果
大手自動車メーカー向けの売掛金2,000万円を提示。審査の結果、1,500万円の買取が決定。手数料7%で1,395万円が入金されました。赤字決算でしたが、売掛先が超大手だったことが決め手でした。
今思うこと
赤字だと銀行は貸してくれない。でもファクタリングは「売掛先の支払い能力」を見る。うちの財務状況は悪くても、売掛先は日本を代表する企業。この「他社の信用力を借りる」という発想が目からウロコでした。
— H.N(製造業(金属加工))